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2013年9月11日 (水)

聖なるアグン山への畏敬

9/9夜から翌日にかけてアグン山に2度目の挑戦!
まずはどーんと頂上での写真。
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21:00 少し前にウブドで運転手さんがピックアップ。
2年前は一人だったので不安だったけど、今回は女子3人組。
Tiziana はイタリア出身で現在バリ島在住。主人の絵画教室に長く通っているご縁で知り合った。親日家でセンスよくスマートな女性。アクティブでタフでイタリア人らしい明るさの素敵な女性。
佳代子ちゃんとは蓮の縁で繋がった。雑貨買い付けやアクセサリー製作をしていて色彩や美のセンスに溢れている。彼女は私よりも数多くバリ島に来ていて、2009年に主人の絵画教室に来た際に私のアルバム「Lotus」を知り、それ以来ライブに来てくれたりという友達。
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バリでは、思い通りに行かないことやブッキングのミスなどが多い。
例えばレストランやカフェでオーダーしたものが来ない、間違っているとかいう事は日常茶飯事。何があっても「tidak apa-apa(大丈夫・問題ないさ〜)」と笑っていられるほどの気持ちの余裕(というより一種のあきらめ?)がないとバリライフは楽しめない。
今回はまず前日に運転手から「今夜ピックアップに行きます」というSMS。「今日じゃなくて明日でしょー。」と、こういうのが普通にあるバリ。もう慣れてきてしまった自分が怖い。
そして当日3人を載せた車がベサキ寺院へと向かう。助手席には運転手の奥さん。途中の市場で自分用の夕食を買いに行き5分ほどストップ。そして車内で食べる。
日本的な考えだと「お客さんを載せてるのになんという事!」とお怒りになる方もいるだろうが、ここはバリ。
デコボコ道を越えて、しんと静まり返ったベサキ寺院の駐車場に着いた。そこで待っていたおじさん。この人がガイドか?と思ったらその人は私達をバイクで登山口に近いベサキ側に載せていく為の人。待っていてもガイドが来ない。オジさん達が何度も電話する。どうやらガイドは家で寝ていたらしい。スタート早々の受難だが9/9はガネーシャ生誕の日。困難から救ってくれるというガネーシャ神に「どうか、ガイドが来てこの登山を無事に終えられますように」と祈った。
約1時間近く待っただろうか。「ガイドと連絡が着いた」といって、車は再び細い道を走り出した。このまま登山口近くまで車で?確か車が通れるような道ではなかったはず。なんだかおかしいな?と思っていた。
着いたのは本来のベサキ登山口とは別の場所。
そうしているうちに「寝ちゃってて、えへへ。あー眠い」と言ってガイドの男の子が来た。滅多に謝らないのもバリ人の性格。
オジさんとガイド男子が今日のコースを描いて説明。
本来ならベサキ寺院側からの登山だが、登山口をここからのショートコースに変更するということで、ベサキ寺院内でお祈りをするという神聖な時間はカットされてしまった。
しかし、そのショートコースはとても歩きやすかった。
2年前の記憶では、スタートの道がいきなりキツかったので結果的にはこのショートコースへの変更はラッキーだった。ガネーシャ神かアグンの神様のお計らいだったのかもしれない。
もうひとつラッキーがあった。風がなくてとても穏やかで暖かかった。雲ひとつない夜空には星が沢山。流れ星を何度も見た。
23時、私達は22歳というガイドの男の子を先頭に登山を開始。
入山後、しばらくしてから1度目のお祈り。canang(チャナン)という数種類の花の花びら。それとお線香でアグンの神に入山の赦しと無事の下山を祈る。
黙々とひたすら登っていく。
真っ暗な山をヘッドライトの明かりだけが足元を照らす。
足を踏み外したりよろけて落ちたらきっと怪我どころでは済まない。
2度ほど闇から足元をひっぱられるような感覚があった。
バリ人の魂は死後、アグンに戻るという。
アグンの標高は諸説あるが3000mを少し越える。3142mという説もあれば3031m。又は2567mという説も(これはもしかするとパサールアグン側から登った頂上ではないかと思うのだが)。登り始めは1100m位だから2000mを登るということ。登山客が頻繁に来るような山ではないから山小屋やトイレもない。
2400m辺りだろうか。この先が本格的にキツい。佳代子ちゃんは残念ながらここでリタイア。彼女が寒くないようにガイド君が薪に火をつけてくれた。彼女を一人残し山頂を目指した。
最後の仕上げは岩場登り。それを越えると、山頂への道が見えてくる。
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6:20山頂到着。段々と明けゆく空。
朝日に照らされ、アグンの影が雲海に写る。
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アグン山には神が住む。まさに神々しい日の出。
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苦しかったけどがんばったね!と笑顔で讃え合った。
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風もなく穏やかな山頂。
前回は凍えるような寒さだったけれど今回は日が昇ると次第に暖かくなりダウンジャケットがいらないくらいで、山頂に1時間ほど居られた。
バトゥール山と湖を見下ろす。
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今回は余力があったので、山頂の先にある細い峰を降りて歩いてみた。
向こうに見えているのが真の山頂。
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一歩踏み外したら確実にあの世行きかもしれない細い峰。
少し足がすくんだ。
今回のリベンジの目的は、自分への挑戦でもあったし、バリの神へ誓いと祈りをしたかった。
山頂で太陽神を崇める「ガーヤトリーマントラ」を唱え、バリ島に暮す全ての人々が健康で幸せでありますように。そして日本に聖なる叡智とお力を与えていただけるように願いをこめた。
それから、バリの神の元に導かれ出会った主人への贈り物がしたかった。
主人はアグン山を崇め、シリーズ画を沢山描いている。
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                                                 Painting by Kikuo Mori
聖なるアグン山の頂上の石をプレゼント。身体を張った贈り物(笑)
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7:30山頂からの下山。細い峰を慎重に降りていく。
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しかし、これから先の下山が本当に苦しかった。
山頂での静かで美しく満たされた気持ちとは真逆。天国と地獄。
疲れ果てた足はコントロールがきかず、カラカラに乾いた砂と小石の細い道に何度も転んで尻餅をつき、最終的にはお尻で滑って降りたほど。
でも、途中で止まっていても何も変わらないし、痛くても辛くても歩いて自力で歩くしかない。
このくらい辛い思いをすると大抵の事には耐えられる。
ガイド男子は「僕は2時間で下山するよ」と言っていたが私達は6時間もかかってしまった。
下山の余力が無かったのはトレーニング足りなかったなーと反省。
でも、3人とも怪我なく事故なく帰って来られたので本当に良かった。
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疲れてヘロヘロの私達の為に、主人がそうめんを用意して待っていてくれた。
本当に本当に辛い登山だったけど、大きな挑戦(というか苦行)だった。
〜アグンの神様へ〜
登らせていただいてありがとうございました。
あなたの住む領域にお邪魔させていただき、あなたを感じることができたことに感謝致します。
どうかバリ島に住む全ての人々が幸せでありますように。
そして、日本のこれからが明るいものでありますように叡智をお与えください。
                   〜バリ島と日本を愛する者より〜
オーム シャンティ シャンティ。

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2013年9月 7日 (土)

バリ島便りその2

バリ島での生活は、朝は鶏や小鳥達の声で目覚め、夜はしんと静まり返った闇を邪魔しないように、早く眠る。

おのずと早寝早起きのリズムになる。
それに逆らうのが、なんだか罪悪のように感じる。
でも、時々は夜遊びも。
メリハリは大事。
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ウブドではクオリティ高いライブをしているJazzCafeで、レゲエナイト。
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☆旦那さまと飲んで踊って楽しい夜☆
今回の滞在中の大きなミッションはアグン山登山。
2年前のバテバテ登頂のリベンジなるか!
アグン登山は2つの登山口。
1)パサールアグン側からのショートコース。ただし、真の頂上には行けない。
2)ベサキ寺院側からのロングコース。登りで8時間と言われているけれど、前回はマンツーマンだった為か、ガイドの速いペースにノセラレ約六時間半で登頂。しかしこの飛ばし過ぎペースの為か下山時にバテバテ。真の頂上からの眺めは格別!
ということで、今回もベサキ寺院側からのロングコース。
今回は山ガール(?)3人とバリ人ガイドの計4人。
ペース配分を考えてゆっくり登ろうと思う。
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ほぼ毎日、自転車かウォーキングでトレーニング中。
ウブドの街は坂道が多いから、自転車でも結構な運動量。
午前中の道はまだ車も少なくて静か。
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自転車だとこんな風景もキャッチできる。
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今日もバリ島は爽やかな天気。
オーム シャンティ シャンティ。
今夜はこちらに住む諸先輩方や知人を招いて、家でアグン登山壮行会を兼ねてお鍋の会デス。
バリでお鍋?と思う方も多いかな。
乾季は夜になるとひんやり。お鍋がちょうど美味しい季節なのです。

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2013年9月 1日 (日)

バリ島便り

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乾季らしい爽やかな天気が続くバリ。
先日は愛車の自転車を車に載せてサヌールまで。
主人が海沿いのVillaでこの辺りに住むセレブな方達(サヌールの海側にあるプライベートヴィラはバリのビバリーヒルズみたいな感じ)への絵画教室をしている間、私は海岸沿いの長い道をゆったりサイクリング。
リラックスして心地良い時間。
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私達が暮らしているサヤンは素朴な村。
観光客や沢山の店で賑わうウブドの街から少し離れた場所にありますが、その静けさと美しい渓谷を売りにしているリッチなホテルもいくつか。
サヤンにはフォーシーズン。そして隣村のケデワタンにはかの有名な「アマンダリ」や「ロイヤルピタマハ」があります。
宿泊客ではなくてもラウンジでお茶を飲むことはもちろんOK!
ということで、広大な敷地が広がる高級ホテルの庭をお散歩。
この階段の向こうには聖水のプールがあります。
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こちらは渓谷沿いに流れるプール。
セレブーな方達はこういったホテルに宿泊しての〜んびり過ごすのでしょうね!
私は5匹の可愛い犬達に囲まれて普通の暮らしが好き。
豪奢なものには興味をそそられないタチなのであります。
負け惜しみじゃあないよ^^;
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オームくんと遊んだり。。。
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もちろん、遊んでばかりいる訳じゃありません。
リード作りや練習など。。。
今日から9月ですね。
バリはこれから冬。日中は強い陽射しですが朝晩は寒く上着が欠かせません。

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