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2015年12月26日 (土)

Merry Christmas & Happy New Year

昨夜は満月のクリスマスでした。

UbudのメインストリートにあるCASA LUNAの地下フロア・Bar Lunaでライブを行ないました。
西洋人ツーリストも多いので、Mel Torme/The Christmas Song、Amazing Grace,
Ryuichi Sakamoto/Merry Christmas Mr.Rowrennce、その他、ジャズスタンダードやPiazzolaの曲も織り交ぜて。
フランスから初めてBaliに遊びに来ているというGillesの友達のパーカッショニストも参加してくれました。
前半は私とギターのKokoさんとデュオで。
2011年に知り合ってから色々と共演を重ねてきましたが、とても気のあう音楽家です。
お互いに冗談まじりで「we are fall in love with music.」と言い合うほど。
そういえば、昨夜はKokoさんとデュオで演奏していたら、ブレーカーが落ちました。
初めて共演したアンカサでのライブの時にも、そんな瞬間があったなぁと想い出しました。あれからまだ4年。
なんと濃密な4年間だったのだろうかと思います。
昨年リリースした私のアルバム「Cantica」でも、Kokoさんのオリジナリティ溢れるみずみずしい演奏をたっぷり聴くことができますが、彼の自由でラフなスタイルから学ぶ事がたくさんあります。
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終演後にみんなで記念撮影。
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ウブドの街中から私が住むサヤンの村までは、バイクでびゅーんと10分程の距離ですが、途中で暗いお墓の場所を通るので、以前は夜が怖くて、遠回りして大きな道を使っていましたが、今はすっかり慣れました。
お墓の前を通るときはいつも「すいません、失礼します、、、」という気持ちで、通りますよ。
昨夜は、雲の切れ間から優しく微笑む満月をときおり見上げながら家路につきました。
家に着くと、四匹の犬達が「おかえり〜!どこ行ってたのぉ〜?何か美味しいものでも食べてきたのぉ〜?」って感じで、鼻をクンクンさせながら飛びついてきます。
すっかり犬達との生活にも慣れました。4年前までは犬に触れるのもおそるおそるだったのに。自分でも可笑しいです。
今朝はひとりずつ鎖につないで、シャンプーをしました。
バリ島の新年は、毎年3月あたり(来年は3月9日)なので、西暦の新年に特別感はあまりないですが、外国人観光客の為にホテルやレストランではカウントダウンイベントを催しているようです。
でも、今年はフランスで起こったテロの影響で、クタあたりのビーチエリアの派手なクラブに集う人は減りそうな予感がします。
ここバリ島でも過去に2度、テロが起きたことは記憶に新しいです。
今日は今年最後の土曜日。
毎週土曜日の午後は、自宅のベランダで主人が絵画教室を開いていました。
主人が逝ってしまってからも、長年通っていた生徒さんたちが、今までと同じようにここに集い、創造の時間が繋がっていけばと思い、Painting Spaceとして続けています。
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2015年がもうすぐ終わろうとしている。
主人が居た今年が終わってしまうのは、寂しい。
でも、時空を越えて、主人はずっと一緒にいるんだから、寂しくないと思えば寂しくないんだ、と頭の中では理解する。
悲しいと思ったらどんどん悲しみの渦にのみこまれてしまうからね。

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2015年12月21日 (月)

ウブド音楽便り

今年もあと少しで終わろうとしているんですね。

バリ島にいると、どうも、年末という感じがしません。
街中の店ではクリスマスツリーのデコレーションなんかも見かけますが、
どうも、南国のクリスマスって、雰囲気が出ないというか、ねぇ。。。
9月に末期癌に苦しむ主人をバリ島に連れて帰ってきてから、もう数ヶ月が経ちました。見送ってからのち、ショックが大き過ぎて、この数ヶ月が長いのか短いのか、月日の流れがよくわからなくなっているというのが正直なところ。
といっても、毎日をメソメソと泣いて暮らしている訳ではありませんよぉ!
私が非常に気分が塞いでいるのを見て、ミュージシャン仲間が早々に音楽の現場へと誘ってくれ、11月下旬から演奏活動を再開しています。
クリスマスの夜はウブドのBarで演奏します。
今年3月に共演したフランス人アーティストのGilles、奥さんはインドネシアのバンドゥン出身。二人はとても温かく優しい心の夫婦で、私の様子をみに何度も家まで来てくれたり、彼らの家にランチに招いてくれたりと。
アーティストのGillesは、割と最近に父親を見送り、家族を失う悲しみや辛さがよくわかるから、何か助けになれば嬉しいと。寂しさや悲しさの淵から音楽が救いだしてくれるはずだから、と言って、次々と彼のプロジェクトで演奏する機会を得ました。
まず、私の復帰第一夜は、11月22日にマスの「Mask&Puppets Musium」で行なわれた
Philippe Janssens氏のExhibitionのオープニングパーティーでした。
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約2ヶ月半、人前で演奏していませんでした。
こんなに長い間、演奏活動を休止したことははじめてです。
なんともいえぬ新鮮で不思議な感覚に包まれながら演奏した夜でした。
12月に入り、二日間ウブドで行なわれた第1回ワールドミュージックフェスティバルにも出演させてもらえる機会を得ました。
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メンバーそれぞれの曲を持ち寄っての40分のステージでした。
私が2007年インドのアシュラムに行ったときに、礼拝を待つ行列の中、子供を抱いた女性が口ずさんでいたどこかもの悲しいメロディをスケッチして「唄う女」として過去に何度か演奏しましたが、その短い唄に続く曲が、今回、出来ました。
今回のメンバーをイメージして書いたので、良い感じでまとまって盛り上がる曲になりました。
フェスティバルは色んなバンドのステージが見られるので、楽しいし勉強にもなります。
主人の追悼展覧会と追悼ライブの様子は、また次のブログで紹介したいと思いますが、
実は、この大変なときに、バリ島ウブドからお届けするインターネット新番組をスタートしているんですよ!(なんだ、案外、元気なんじゃないか?と思っていることでしょう...)
バリ島在住のタケ丸山さんが、やはり、私を応援&元気づけようという思いもあり、スタートの運びとなりました。
番組名は「ウブド音楽便り〜Angin-Angin」
Angin(アンギン)はインドネシア語で風、という意味。
先日、第2回目の収録をしました。
番組内では、新曲「Country Road」という曲も演奏しています。
バリ島コケコッコースタジオから、バリの風を感じていただけたら嬉しいです。
ぜひお聴きください。https://www.youtube.com/watch?v=UtwhP4XGuhU
前後しますが、第1回目収録はコチラ。
皆さんの温かい思いや励ましに感謝の心を持ち、少しずつ元気を取り戻して、また音楽と共に生きていきたいと思います。
でも、がんばらない。少し「なりゆき」に身をまかせてみようと。。。

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2015年12月13日 (日)

何から書こうかな。

最後の投稿から何年かが経ったような錯覚さえおぼえます。

みなさん、ご無沙汰してしまってごめんなさい。
年内のスケジュールを全てキャンセルさせていただいたのは、最愛の夫、
画家・森喜久雄の人生の最期を看取る為、共にバリ島へ戻る為でした。
主人がここバリ島で静かに息をひきとってから、もう2ヶ月が経ちましたが、私の中ではまだ2ヶ月?という不思議な感覚でもあります。
亡くなってからは葬儀の準備等で、本当に毎日毎日が慌ただしく、そして毎日いろんなことがありました。
そして、毎日のようにバリ島に住む誰かしらが私の様子を見に来てくださったりメールをくれたりと、皆さんの優しい気持ちに、本当に救われました。
先月は、親友夫妻が仕事の合間を縫って数日間だけ、わざわざ東京から私を元気づけに
やってきてくれました。
しばらくは悲しみの底で、呆然として楽器を演奏する気力もありませんでしたが、
私の深い悲しみを理解し、そして音楽の現場へ誘ってくれるミュージシャン仲間のおかげで、主人の旅立ちからちょうどひと月が経った頃から練習を再開。
今月からはバリ島での演奏活動を再開しました。
私の支えとなる音楽に感謝。
そして、周りで元気づけてくれるミュージシャン仲間や、知人、友人の方がたに心から感謝です。
私はしばらくはバリ島での生活を続ける予定でいます。
日本へ帰るのは桜の咲く頃になるかしら。
ようやく、少し落ち着いて、このブログを書くこともできるようになったので、
これから少しずつまた書いていきたいと思います。
日本はすっかり冬なのでしょうね。
乾燥してきて風邪が流行る季節ですね。
どうぞ体調管理に気をつけて忙しい年末を元気にお過ごしください。
雨のバリ島より。。。
tomoca

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