文化・芸術

2022年10月30日 (日)

ウブド音楽便りアンギンアンギン

珍しく一日中晴天の日曜日。

ワンコ達には曜日感覚は無いとは思うのだが、なーんとなく日曜日はいつもより寛いでいるようにも見える。

いや、多分、それは私の勝手な思い込み(笑)

先日、収録したトーク番組「ウブド音楽便りアンギンアンギン」の最新号がUPされました。

https://youtu.be/WoKjw2RRRLo

移動中、とか、家事しながらの「ながら聞き」のお供にしていただけたら幸いです。

今回も収録中に、ワンワン!と自己主張したワンコ達であります。

今回の音楽はオーボエの独奏による、日本の秋を代表する名曲。

番組中のトークでも話したように、旋律の持つ力、というのは凄い。

旋律の魔法、とでも言おうか。。。

そして旋律から浮かぶイメージの共時性のような物。

Music is Magic.....

18:40PM.こちら南半球バリ島はこれから「夏」へと向かうので、日の入りの時間が少しずつ

遅くなってきて、空気が濃厚になってくるこれからの雨季は、夕空の色も濃い。

今日のBGMはクレンペラー指揮のハイドンシンフォニー集。

https://youtu.be/_f08qXxqzZY

来月のバンドゥンフィルでは88番を演るのだが、実は、ハイドンのシンフォニーを

今まであまり(というか、殆ど)聴いていないから最近、お勉強しているという訳。

交響曲の父と言われるハイドンは20代半ば〜60代の間に106曲のシンフォニーを書いた。

曲構成やモティーフは明らかに類似した曲も多いとはいえ、個々の作品としてそれぞれが

独立し106曲が今世に生き続けているのは、スゴイことである。

そしてハイドン没後、数々の名曲を生み出した作曲家の「誰か」はハイドンからの転生だろう、と勝手に

思い込み「誰かなぁ?」と考えると楽しい。

ハイドンは1809年没だから、きっと何回かの転生を繰り返し、もしかしたら今2022年も

世界の何処かに居るのかもしれない。知らんけど(笑)

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2022年9月 4日 (日)

カンタの物語〜インドネシア語版

2019年のオーストラリアでの森林火災を題材に、地球自然保護啓蒙の為に子供向けに書かれた

絵本〜おほし様のびょういん「カンガルーの少年カンタの物語」のインドネシア語版の動画に

音楽を提供しました。

2015年のアルバム「Cantica」から”Tannah"と”Asian Champur"の2曲。

特にTanah(大地)は母なる大地への讃頌の思いで書いた曲で、作品テーマとピッタリ。

参加ミュージシャンは全員バリ島在住のインドネシア人ということもあり必然の奇遇。

ナレーションは、バリのシンガーソングライター、ジュン・ビンタン。

YouTubeはこちらから→https://youtu.be/p3ckT0pPwPI

日本語バージョンはこちら→https://youtu.be/QbwyvEPUK6w

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2021年12月 7日 (火)

Photos

先日のイベントライブの時にPhotographerのDavidが撮ってくれたお気に入りショット。

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バイオリンのTiffany姐さんはアメリカ人だけど、どことなくアジアっぽい雰囲気もある美人さん。

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昨日のランスルーリハーサルでのショット。

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モノクロはクールな印象に。

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  All Photos by David Milcent

写真は瞬間の永遠。

音楽は永遠の瞬間。

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2021年7月11日 (日)

読書に想ふ

森鴎外は、理屈っぽいというイメージがあり、今まで全く触手が伸びなかったので、初読である。

「青年」を昨晩、読了し、今日からウィタ・セクスアリスを。

まぁ、とにかく「気取ってるぅ」って感じ〜(笑)

私がハナから抱いていた理屈っぽいというところは当たっていた。

頻繁に出てくるフランス語に、相当イラっとしながらも、文章の中における言葉の緻密感がこの人のスタイルなのだろうと

感心しながら「青年」を読了し、何故か爽やかな読了感に包まれた事が意外だった。

今日から読み始めた異色の作品と名高い「ウィタ・セクスアリス」は、もう半分ほどまで読み進んだ。

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文章、絵画、音楽など、表現活動には「オリジナリティー」と「スタイル」が必須である。

これに加えて「技術」が長けているに越したことはないが、技術をカバーするのが先出の2点と私は思う。

逆説すると、技術があってもオリジナリティーとスタイルが欠如していると、只の「上手な人」で終わる。

とはいえ、この3点のバランスが大事ともいえる。

人生初の森鴎外作品を読みながら、こんなことを考えていた。

読書は楽しい。

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2021年3月25日 (木)

Selamat Jalan Mr.Philippe!

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バリ島に長年暮らしたアーティストPhilippe Janssensが今日、旅立った。

ここインドネシアでは、旅立つ人への別れの挨拶は「Selamat Jalan/いってらっしゃい」と言う。

これは、生きている人にも使われるのだけれども、あの世へ旅立つ人へも同様に使う。

インドネシア全土で、亡くなった人へこのフレーズを使うのかどうかわからない。

もしかしたら、輪廻転生を当たり前に信じるバリのヒンドゥーらしい表現なのかもしれない。

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写真は、昨年9月、彼のエキシビジョンで一目惚れした彼の作品を購入したときのショット。

フィリップさんの作品を、手元に置いてみたいと、ビビビと感じたのである。

彼の作風は、抽象的で、とても細かいモティーフが特徴。キャンバスの中に、沢山の色を使うのがメインスタイルだけど、この作品は珍しく、シンプルな色使いで、且つ躍動感があり、作品タイトル「Wave」というところにも惹かれた。

フィリップさんに初めて会ったのは、6年ほど前になる。彼のエキシビジョンのオープニングでライブ演奏をしたのだった。

その後もウブドでのライブには、いつもフラリと聴きにきてくれた。彼自身も、自作のウードやそれに似た弦楽器を

味わい深く弾いたりもしていた。「君は才能豊かだ。keep going!」といつも言ってくれたその言葉、私にとって凄く大きな励みだった。

お洒落なアーティストだった。とても紳士な人だったし、いつも優しくハグしてくれた。

この彼の作品は、私のスタジオに。ありがとう。さようなら。いってらっしゃい!

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